マンバンヘアを目指し、髪を伸ばす過程で悩まされる問題が毛量問題。
長さを伸ばしたいものの毛量も同時に増えていき、気づけば刈り上げ部分のサイドや後頭部がモサモサに・・・
とはいえ、刈り上げのためだけに美容室へ通うのは費用も時間もとられます。
長さはそのままで量だけ減らす。なんとか自宅でセルフケアできないものか・・・
ただやるにしても1人でうまくできるか、失敗しないかと不安になりますよね。
最初は失敗の恐怖が強いですが、慎重に行えば案外うまくできたりします。
私も毎月毛量を減らすためだけに美容室へ行くことが無駄と感じ、
セルフケアで乗り切っています。
そこで今回は、私が実際に行なっているセルフケアの方法やおすすめのセルフケアアイテムをご紹介したいと思います。
(マンバンヘアのおすすめ整髪料についてはこちらをどうぞ→[メンズのお団子ヘア]マンバンヘアって実際どうなのか)
セルフケアは刈り上げ部分にとどめる
まず前提としてお伝えしたいことは、セルフケアを行うにあたって、いわゆる「スキバサミ」を用いて毛量を減らすことはおすすめしないということです。
刈り上げていない=伸ばし途中である前髪や頭頂部付近の毛量が気になる場合は素直に美容室での施術をおすすめします。
理由は明白で、素人がハサミを入れると確実に髪のバランスが崩れるためです。
安価なスキバサミも販売されていますが、そのような商品を使うとなおさら、髪の長さにまで干渉してしまう可能性が否定できません。
せっかく頑張って伸ばし続けた髪が短くなってしまっては元も子もありません。
元々美容室側でもマンバンヘアのためにバランスを見て施術してくれているはずなので、安易に手を出すことはおすすめしません。
刈り上げ部分はセルフバリカンで
マンバンヘアを目指すにあたっては、その多くが刈り上げを施すことが多く思います。
(仮に学校や職場で刈り上げ禁止があっても、ある程度長さがでてくれば隠すことができます。)
刈り上げ部分って意外と早くもっさりしてきて(個人差はあります)、気になってくるんですよね。
刈り上げのためだけに美容室に行くのもちょっと・・・となる場合、バリカンを用いたセルフケアをおすすめします。
え!セルフでバリカン!?余計な部分まで削ぎ落としてしまいそう!と不安になると思います。
そういった大惨事を引き起こさないよう、次項でポイントを説明します。
セルフバリカン時にはヘアゴムとダッカールを用意
セルフバリカン時に用いるものはヘアゴムとダッカール(=大きいヘアピンみたいなもの)です。
これは安いもので構いませんが、できるだけ丈夫で挟む力がしっかりしているものにしましょう。
まずは刈り上げ部分を露出させるために、髪を結んでください。結んだ髪はちょんまげみたいに上に避難させておけばOK!
そうしたら刈り上げ部分と結んだ髪の根本部分の境目をダッカールで留めます。
こうすることでダッカールは、バリカンが本来短くしたくない部分まで行かないよう、せき止める役割をしてくれます。圧倒的にミスが減ります。
また、実際に刈り上げる際は片手で境目部分(=ダッカールの部分)を抑えながら行なってみてください。
用心には用心を重ねておきましょう。
後頭部はどのように刈るか
サイド部分は上述したような方法で、鏡を見ながらセルフケアを行います。
しかし後頭部は自分では視認できません。この問題を解決するのが合わせ鏡です。
美容室でもカット終了後、合わせ鏡で後頭部を確認していませんか?
あれを利用して後頭部の刈り上げを行います。しかし、これが最初は難しい!
片手でハンドミラーを持ち、もう一方でバリカンを持ち・・・
鏡を見ながら慎重に、丁寧に、ゆっくりと行いましょう。
何度もやっていると徐々に慣れ始めていくと思うのですが、最初のうちはゆっくり、正確に行なってください。サイド部分の刈り上げについても言えるのですが、全体のバランスを見ながら刈り残しがないよう慎重にやることをおすすめします。
これを言ってしまうと、元も子もないのですが、後頭部については、正直あまり自信がない、失敗してしまいそうという方はやらない方がいいかもしれません。
サイド部分だけ刈ってしまい後頭部は我慢、その後よっぽど毛量が増えてきたら美容室へ直行する。このころにはサイド部分もある程度毛量が増えていると思いますので、全体まとめて綺麗にしてもらいましょう。
ただし、サイドだけすっきり、後頭部はモサモサ、だとバランスが悪いのでやりすぎ注意!早めに美容室へ。
使用するバリカンはできるだけいいものを推奨
セルフケアで使用するバリカンは高性能なものを使用した方がよいです。
高価なものを買え!と言っているわけではありませんが、中途半端に安価なものを選んだりすると後悔すると思います。
注目すべき機能は、本体の水洗いができるか、刈り上げmm数の調整を細かく行えるか、アタッチメントが付属しているのか等様々です。多機能・高性能かに着目すべきで、機器の価格にこだわることはおすすめしません。
また、自分が想定した役割を果たしてくれるか、例えば思った通りの長さに仕上げられるか等といった製品に対する信頼も欲しいところです。そうすると自ずとメーカーにもこだわる必要が出てきます。
当然ですが自分の髪です、失敗のリスクは極力軽減したいです。
私は様々な製品をWeb、店頭で比較したうえで、Panasonic製のバリカンを選択しました。
私がこだわったポイントは、
- 水洗い(丸洗い)が可能か
- 細かいmm数調整が可能か
- 充電式か
- 信頼できるメーカー製か
以上の点です。特に4点目の「信頼できるメーカー製か」どうかはマストでした。
しばらく使い続けていますが、意図しない挙動をしたりすることもなく、快適に使用することが出来ています。水洗いが出来て楽だし、mm数も0.5mm刻みで細かく調整できる点が優秀です。
以上のように、機器性能や製品への信頼を考え選択するとなると、価格は多少高価になりがちです。
ですが、ここはケチる部分ではないと思いますので、各々自分が欲しい機能を考え、網羅している製品を選んでください。こだわりがあまりないという人でも、とりあえず誰もが知っているような有名メーカー製のものを選んで欲しいです。
フェードカットをしたい場合はセルフではやらないほうがいいかも
刈り上げにはフェードカットと呼ばれる手法があります。
フェードカットとは、頭頂部(トップ)から下へ向かうにつれ、髪が徐々に短くなっていくヘアスタイルを指します。グラデーションカットの1つです。
(以下のサイトが参考になると思います。)
hotpepperbeauty フェードカットとは?種類とフェードを使った5つのヘアスタイルバリエーション
この刈り上げについてはセルフでも出来ないことはないと思います。
が、相応の技術や知識が必要になると思いますし、全体のバランスを見ながらセルフでの施術は厳しいかと思います。フェードカットをしたい、されているかたは1〜2ヶ月に1回のペースで美容室でのメンテナンスをおすすめします。
セルフケアで毎月の経費と時間を削減しよう
バリカンの購入について、価格面から億劫になる方もいるかもしれません。
しかし、毎月の美容室代を考えるとすぐに元が取れます。元を取るどころか、美容室へ行く回数を減らせますから、かなり経費を削減することが可能です。
例え、刈り上げだけ1000円カットで毎月やってもらうという人でも「時間」は取られてしまうわけです。
セルフケアができれば、1000円カットへ向かう時間もかかりませんから、最低限の「時間」で済ませることも可能なわけです。
「経費」と「時間」を抑えることができる面からもセルフケアを導入することは非常におすすめです。
当然、失敗のリスクもありますから、慣れないうちはとにかく慎重・丁寧に行なってください。