どうも、tk橋です。
人間だれしもが一度は、いや幾度となく仕事に対して前向きになれないときってありますよね。
やってて楽しい!なんて思える仕事に就ける人のほうが少数のはず、「好きなことで生きていく」なんて幻想だったんや・・・なんて思うことも。
例にもれず、私もこれまで何度も「仕事に行きたくない!」と思うことがありました。そんなときどうやって自分を奮い立たせればいいのでしょうか。
今回はそんな悩み多き現代人へ向け、仕事に行きたくないときの自分流モチベーション向上法を紹介します。
これを参考に少しでもつらい気持ちから解放される人が増えると嬉しいです。
「仕事に行きたくない」は必ずしも甘えではない
そもそも人間は本能で楽をしたいと考えると言われます。これは仕事以外でも当てはまるのですが、例えば現代では何でも楽になるサービスが流行していますよね。ウーバーイーツ(オンラインフード宅配サービス)やアマゾンプライムなんかのサブスクリプションサービスもその例です。
仕事において行きたくないと感じる場合、楽をしたい=「疲れたくない」や「難しいことを考えたくない」等の本能的欲求が生じている可能性が考えられるわけです。
これを単なる甘えと捉える方もいるかもしれませんが、実は仕事に行きたくないという心理状態の際は「うつ病」の疑いも視野に入ってきます。また、うつ病でなくともその一歩手前、うつ病予備軍の可能性もあるのです。
これを踏まえると、「仕事に行きたくない」と思うことを甘えとは言い切れないのではないでしょうか。
職場の環境依存でうつ病を発症することもあれば、思いつめすぎることでうつ病を発症することもあります。特に悩みの種になるのは「人間関係」だと言われます。今すぐ人間関係を円滑に進めたいと思っている人は、私が以前コミュニケーションのコツを記事にしていますのでそちらも参考にしてみてください。
ここではメンタルケアに焦点をあてて、モチベーションを保つ方法をいくつか紹介します。
それではまず結論からどうぞ。
結論
・誰かに話しを聞いてもらう
・映画・ドラマ鑑賞や読書で意識を高める
・有給申請を行う
・転職や部署移動申請を考える?→現実味がない
人間は感情を口にするとすっきりすることが多い
これは一番おすすめの方法なのですが、仕事に行きたくないと思った際にはまず誰かに話しを聞いてもらってください。
人間は特に愚痴や不満を溜めておくと、胸の奥がモヤモヤとした気持ちになります。仕事に行きたくないのはなぜなのか、いま自分がどんな心境なのか、何でもいいので話したい事をとにかく聞いてもらいましょう。思いを吐き出すだけでも気持ちがかなり楽になります。
よく愚痴をこぼしたりネガティブな感情ばかりの人はいい印象を持たれないと言われますが、それは常に周囲に対して行っている場合です。普段から愚痴や不満をこぼすことはあまり好まれませんが、今回のケースのようにとにかくつらいと感じる場合は、さっさと吐き出して楽になってしまったほうが精神衛生上良いでしょう。
それでも嫌われるのが怖い、という人は一番信頼のできる人に聞いてもらってください。長い付き合いであれば、ちょっとやそっとじゃ離れて行ったりしないでしょう。むしろ、あなたの助けになろうとしてくれるはずです。聞かされる側も「話しを聞いてほしいんだけど・・・」なんて言われると、信頼されてるのかな?なんて嬉しくなっちゃいます。
かといって、ストレスの捌け口として友人を使いすぎるのも良くないですから、何度も同じような状態になるのであれば、うつ病の可能性を考慮し、医師に診察を依頼するのがよいでしょう。下手すれば命に関わりますから、とにかく無理はしないことが重要です。
単純にめんどくさいという感情なら、仕事への意識に変化をつける
仕事へのモチベーションを上げる、もしくは保つ場合は、映画・ドラマ鑑賞や読書を行ってみましょう。
この方法は、職場環境や仕事内容、人間関係によって「仕事に行きたくない」と思う人よりは、単に「業務がめんどくさい、行くのがめんどくさい」と思う人におすすめです。
毎日同じことの繰り返し、お金を稼ぐためだけにとりあえず職場へ向かうといった精神だと、人にもよりますがいつか限界がきます。
そこで仕事への意識を改革することで、仕事行きたくない→やる気出てきたわ!にシフトします。
では、どんなドラマ・映画、本が良いの?という話しになるわけですが、ジャンルはビジネス系が適しています。こういったジャンルのものは、自分もこうなりたいなあという憧れの感情や学びを得られた感覚をおぼえられ、これらがやる気の原動力に繋がります。嘘っぽく思えるかもしれませんが、割とまじで意識が変わります。
以下に個人的おすすめを挙げておきます。
- 意識を変えられるかも?おすすめドラマ SUITS
これは定番といっても良いくらい人気の海外ドラマで、日本でもドラマ化されていますので名前を聞いたこともあるのではないでしょうか。私は日本版は見たことがないのですが、見るなら圧倒的に海外版のほうが良いと思います(雰囲気に浸れます)
大都会で活躍する主人公(とその相棒)がとにかくかっこいいです。エリート弁護士の活躍を描くって感じのドラマなのですが、高級時計に高級スーツ、高級車も登場し、自分もバリバリ仕事してこういう風になりてえ!と思っちゃうんですよね。そんなもの興味ないよっていう女性の方でもご安心、事務所を代表するかっこいい女性や主人公が信頼する有能秘書も出てきますから、こんな人になれるよう頑張ろう!と思えるかもしれません。
- 意識を変えられるかも?おすすめの本 伝える力(池上彰 著)
名前を聞いたことがある人が大半だと思いますが、池上彰さんは元NHK記者で、現在は大学教授やジャーナリストとして各メディアで活躍していらっしゃいます。近年だとテレビに出演し、ニュースをわかりやすく解説していたりしていますね。
この本は「話す」「書く」「聞く」行為をコミュニケーションとし、現代人に必須の能力「伝える力」をどのように鍛えていくべきか?について様々な観点から言及しています。ビジネスパーソンへ向けて書かれた本で内容も非常にためになります。「よい聞き手になるために」や「相手の立場になって伝える」等面白いトピック満載です。
この本で学んだことは明日からでも使えますし、何より社会人としての有益な知見が身についた、と自信が持てます。周りと差をつけてどんどん上り詰めてやろう!とも思えてくるような内容で、意識改革にはもってこいかと思います。ちなみに「伝える力」には続編もあり、「伝える力 2」も刊行されています。好評でなければ続編は作れませんから、人気があるのは間違いないでしょう。
どうしようもなくつらいときは労働者の権利を行使
最終手段として、有給がある人は有給休暇の申請をしてしまいましょう。
入社したての方であれば、休んでしまうと欠勤扱い(=給料がマイナスされる)になってしまいますが、6か月以上勤務している人であれば10日分の有給休暇が付与されます。(全労働日の8割以上出勤していなくてはなりませんが)
やらなくてはいけない業務もあるし、ただでさえ言いだしづらいのに、前日や当日に言うとなったらもっと難しいよ・・・という人におすすめなのが、半休を取得することです。
半休とはわかりやすく言うと、本来8時間勤務のところを4時間勤務にすること、つまり有給休暇を1日分の使用とせず、0.5日分の使用とすることです。(勤務時間は企業によって異なります)
有給休暇は原則1労働日を単位とするものとされていますが(このへんは判例を調べると出てきます)、企業によっては半休制度を取り入れているところも存在します。(時間単位の年次有給休暇)
半休制度が使用できれば、丸1日休むよりは会社への負担はかかりませんし、自分のやるべき業務が滞る心配も薄れます。前日や当日に1日有給休暇ください!なんていうよりも言い出す際の心理的ハードルが下がります。
私は以前の会社に半休制度が存在していたため、たまに使わせてもらっていました。調子が乗らないな、というときはもちろん、通院や諸々昼間にやりたい用事があった際なんかにも使っていました。大変便利な制度でしたので、ぜひ会社に確認してみてください。
よく見かける転職や部署移動を希望しろというアレ
こういった悩みの解決策として挙げられがちな転職を検討、部署移動希望を出す等ですが、個人的に全く現実味がないなと思ってしまいます。
本当に会社が嫌で、周りの人間も嫌な奴ばかりだ!という状態であればすぐにでも転職や部署移動を検討するべきですが、これってすぐすぐ実行したり叶ったりするものではないですよね。
こういうのは大体転職サイトをPRしていたりするのですが、リンクをたどって転職希望します、転職できました!会社行きたくなりました!なんてすぐになる人はそうそういないでしょう。
あくまで現在、いまこのとき会社に行きたくないという悩みをどう解消するか、に焦点をおかなければなりません。長期的なプランとして転職や部署移動希望を出すということは間違っていませんが、まずは短期的目線で解決する策を講じてみることが先決ではないでしょうか。
人間みな楽をしたい
「仕事行きたくないなあ・・・」「あまり乗り気ではないなあ・・・」
このように思うのはあなただけではありません。おそらく全人類が思ったことがあります。それでもそれぞれ何かしらの方法でモチベーションを保って、毎日仕事へ行っています。
この悩みは全人類共通ですので、そこまで思いつめず、楽しく日々を過ごしてほしいと思います。
ただ、置かれている状況は人それぞれで、無責任にそんなこと気にするなよ!なんて言えません。
体調に何か異変を感じた際はすぐ病院へ向かうことや欠勤だろうと休ませてもらうことを検討してください。
自分の身体がなにより一番です。決して無理はせず、今回の記事を参考にしていただき、ぜひ自分なりのモチベーションの保ち方を見つけてもらえると嬉しいです。